震災機構は令和6年(2024年)元日の最大震度7の能登半島地震と、同年9月に72時間で500ミリの豪雨災害で甚大な被害を受けた被災地(輪島市、珠洲市、能登町)の教育委員会を通じて、小・中学校の修学・学習旅行資金の助成を行っています。これまでの助成対象は小・中学校30校の児童・生徒974名の皆さんに、カメラマン費用やアルバム代、文集作成や教材費等、学校ごとに適宜有効にお使いいただいています。

このたび、石川県輪島市教育委員会様から輪島市の6小学校(河井、大屋、鳳至、鴻巣、河原田、三井)が、10月24日~25日に実施した国立能登青少年交流の家(石川県羽咋市)宿泊体験学習旅行の写真が届きました。

輪島市では、地震で各校の校舎が被害を受けたため、令和6年9月から河井、鳳至(ふげし)、鵠巣(こうのす)、大屋、河原田、三井の6小学校の児童は河井小グランドに建てたプレハブの2階建て仮設校舎に入居して授業を行っています。

仲間と一緒の学習旅行は友情を育むとともに、さまざまな経験を通して見聞を広げることが出来て、小学生時代の尊い思い出になることでしょう。

私どもの支援が呼び水となり、さらに多くの方からの支援が集まり、一日も早く日常が戻り子どもたちの笑顔が増えることを願っております。