震災機構は令和6年(2024年)元日の最大震度7の地震と、同年9月の記録的な大雨による豪雨災害で甚大な被害を受けた被災地(輪島市、珠洲市、能登町)の教育委員会を通じて小・中学校の修学・学習旅行資金の助成を行っています。これまで、小・中学校30校の児童・生徒974名の皆さんに、カメラマン費用やアルバム代、文集作成や教材費等、学校ごとに適宜有効にお使いいただいています。
このたび、石川県鳳珠郡能登町教育委員会様から能登町立小木中学校が、令和7年2月19日~20日に実施した福井方面への宿泊学習旅行の写真が届きました。
1日目は、越前松島水族館と木工体験、2日目は、福井県立恐竜博物館の見学をしました。あと1か月余りで、それぞれ違う道を歩き始める小木中生が、今年1年間の思い出作りができたようです。
仲間と共に見知らぬ土地を旅し友情を育み見聞を広げることの出来る修学旅行は、中学校時代の尊い思い出になることでしょう。
なお、能登町立小木中学校は、生徒数の減少のため令和7年3月末に78年の歴史に幕を下ろし閉校しました。
私どもの支援が呼び水となり、さらに多くの方からの支援が集まり、一日も早く日常が戻り子どもたちの笑顔が増えることを願っています。





