震災機構は、2011年3月11日午後2時46分にM9.0,最大震度7を記録し、死者・行方不明者計2万2228人、避難者2万7615人と甚大な被害をもたらした東日本大震災により最も大きな被害を受けた岩手県、宮城県、福島県の被災地の小・中学校に震災翌年の2012年より毎年 修学・学習旅行資金を助成しています。

これまで、のべ小中学校806校の児童・生徒29,558名の皆さんに、アルバム代、文集作成や教材費等、学校ごとに適宜有効にお使いいただいています。

このたび、福島県双葉郡の大熊町教育委員会様(福島東京電力福島第一原子力発電所事故のため現在は会津若松市に避難中)から、大熊町立学び舎(まなびや)ゆめの森の6年~8年生が2月27日~28日に実施した東京方面への修学旅行写真が届きました。  

仲間と共に見知らぬ土地を旅し見聞を広げる修学旅行は、子どもたちにとって、尊い学園生活の思い出になることでしょう。

福島県大熊町の小中学校は、東日本大震災の東京電力福島第一原子力発電所事故により、2023年3月まで会津若松市に避難していましたが、2023年4月に大熊町に帰還しました。

大熊町立学び舎ゆめの森は国内で唯一義務教育学校と認定こども園が一体化し、0歳~15歳が同じ校舎に通っています。児童生徒数は徐々に増え現在45名となり、新年度はさらに人数が増える予定だそうです。