お嬢(佐藤悦子スタッフ)の大槌町現地報告3.16(木)

○日ごとに暖かく気温も少しずつ上昇、動きやすくなりました。相変わらず朝からダンプカーの往来は忙しいですが、少しは道路状況が良くなったので前ほど土埃も気になる程ではありません。役場周辺の建築許可区域には次々と戸建て、事務所等の建物が建っています。地元の建築業者、大工さんのOBも仕事に従事されているようです。集合タイプの災害復興住宅も何棟か建っていて、それぞれ玄関前の箱庭部分には”侘び寂び”を感じさせる竹垣等が作られています。入居される方も心癒されることでしょう。
○UR都市機構にお勤めの方。大体の大きい工事は終了に近づいている。後はその後の総引き継ぎ等で一年位は大槌町での勤務になる。去年からの列島各地での災害復旧工事の為、従業員は全国に配置されている、とのことです。この夏はご家族と岩泉の龍泉洞へ行ってみようかと思っていらっしゃるそうです。
○船のお父さん。執れたての「まつも」をいただきました。時々差し入れしていただいています。80歳過ぎても早朝から海に出て仕事をされています。ビンビンt張りのある声でお話しされて、流石、海で鍛えたお身体、元気そのものです。車の免許証は返上されていますが、自転車で往復1時間位の仮設と海までの移動をされています。一度転んでいますので気を付けて欲しいです。色々お話をされて1、2時間過ごされるのが楽しみと思っていただけると嬉しいです。
○来庵されたお客様で裂織(さきおり)をされている方がいらっしゃり、「ひょうたん島の風景を織った額を飾らせて下さい」とのことで、店内に額を飾ってみました。色合いもきれいで素晴らしいものです。

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