震災機構は、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島の被災地の公立小・中学校に修学・学習旅行資金の助成を、震災翌年の2012年より毎年行っています。このたび、宮城県気仙沼市教育委員会様からお礼のお言葉を頂きました。
令和4年度も引き続きまして、児童・生徒の修学・学習旅行支援を実施いたします。
「 子どもたちのために、次年度も継続して、ご支援を頂けるとのこと、本当にありがとうございます。
実は、東日本大震災時、市内のR小学校に勤めておりました。
海の近くにあった学校だったので、1.7mくらいでしょうか、浸水がありました。
R小学校では6年生の担任が多かったので、震災機構に各校の報告写真をお送りしながら
当時、私が引率した子どもたちのことを思い出しました。
やはり、当時のR小学校でも皆さんからご支援をいただきながら修学旅行に行きました。
本当に楽しかったのを覚えています。
そして、先日、担任したかつての教え子たちが、成人を迎え、私のところに挨拶に来てくれました。
その時に、話をしたのが、修学旅行が本当に楽しかったことでした。
彼らの話しぶりからは、ちょっとしたことも、鮮明におぼえている、そんな感じを受けました。
楽しい思い出は、いつもまでたっても色あせないものなのかな、と感じた次第でした。
子どもたちの修学旅行にご支援いただけること、感謝いたします。」