震災機構は、東日本大震災復興支援活動の一つとして、岩手、宮城、福島の3県の全ての公立小学校に羽生結弦選手の復興支援ポスターの無料頒布を行い、震災の記憶のない被災地の小学生に、今進みつつある復興の現場で過ごす中で明日に向かって、お互いを積極的に助け合う熱き心を紡いでもらうための一助として、東北3県の小学校への掲示を推進しています。

 このたび、福島県相馬郡の飯舘村立いいたて希望の里学園 様から掲示場面の写真が届きました。こんなメッセージが寄せられています。

「学童保育室では、羽生選手が白い壁にも映えるようにと職員が台紙を用意してくれました。 こども達の前でポスターを掲示する時、羽生選手の東日本大震災からの東北復興に込めた思い、 そして、羽生選手は、みんなのことを応援していると伝えました。 こども達は、ポスターを見つめながら口々に羽生選手の名前や 平昌オリンピックで金メダルを取ったことを教えてくれました。 現在、村内のこども園、義務教育学校に通うこども達の数は、 0歳児から9年生までで、計124名となっており、 平成30年4月の学校再開時の103名から毎年増え続ける結果となりました。 これもひとえに村の学校を支援いただいた皆様のおかげと考えております。」

震災機構は、微力ながら引き続き東日本大震災の復興支援活動を行ってまいります。