3月20日に開幕した第88回選抜高等学校野球大会に21世紀枠として被災地である東北から選抜された釜石高校が出場しました。釜石高校は大会2日目の3月21日の第1試合、同じく21世紀枠で選抜された香川県の小豆島高校と対戦。2対1で競り勝って見事2回戦に進出しました。
釜石高校野球部には大槌町出身の選手も在籍。中でも、この試合でもナイスピッチングを見せてくれたエースの岩間大投手は大槌生まれで大槌中学校の出身です。震災当時岩間投手は小学校6年生でしたが、震災で母親は今も行方不明のままです。岩間投手は試合後のインタビューで「母がいてくれたから今の自分があるし、ピンチのときもいつも母がいてくれると思うので、不安はありませんでした。」と語り、スタンドで応援してくれた父親や地元の人たちへの感謝の言葉を述べていました。
地元の声援を力に2回戦も持てる力を大いに発揮して、頑張ってくださいね。
皆さんの若い力が、地元の皆さんに大きな勇気を与えてくれています。
がんばれ!釜石高校野球部!