○「東大教室@大槌」が大槌文化ハウスで開催されました。”大槌文化ハウス”は
東京大学による岩手県大槌町の復興支援の取り組みの一つとして作られた文化施設で、大槌町中央公民館の2階に設営され、2013年9月9日にオープンしました。施設内には沢山の学術書が納められ、学術標本の展示もされています。
○今回参加した5月20日の題目は「海の教室ー三陸の海水はどのように流れていますか?」というもので、講師は東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センター准教授(海洋物理学)の田中潔先生でした。大勢の方が聴講されていて、海水の仕組みについて専門的な説明を聴くことがことができました。
○私も素朴な質問をしてみました。「太平洋側と日本海側の海の色が違うのは何故か?」”緑に見える海は川からの水が混ざっている。青く見える海は親潮と黒潮の混ざりあう%の違いで色が違う”ということです。なる程。‘山は海の恋人”
という言葉の意味も解りました。川の水の栄養分が如何に大切かということでした。
○沢山専門的な講義がありましたが、難しくて短い文章ではまとめられません。
ただ、震災前から東大海洋研究センターによる研究が大槌町で行われていて、海水・海底の調査によって大槌の漁業が大きな恩恵を受けていることが良くわかりました。