10月1日に訪問した茨城県北茨城市五浦海岸の六角堂と目の前の海の様子です。
この六角堂は明治時代、東京美術学校(現在の東京芸術大学)の校長を退官して東京を離れた岡倉天心がこの海岸の景色に感動して土地を購入、自身の居宅を立てた敷地内の一番海に面した場所に建てられた建物です。
五浦滞在中は天心が思索に耽ったというこの六角堂も東日本大震災による津波により、全て流出してしまいました。それでもこの建物の大切さを知る多くの人達の努力により、平成24年4月には再建されています。