東日本大震災による津波により、多くの方が犠牲となった大槌町の旧役場庁舎は、保存を求める声と解体を求める声の両方があり、意見が分かれていますが、現在は大槌町を訪れる人たちの震災による犠牲者への鎮魂の場となっています。
大槌町の平野町長は選挙の時から解体の立場を表明していましたが、保存を求める声も多くある現状を踏まえて解体を先送りにしてきました。
2018年3月の町議会において旧町役場庁舎解体のための予算案が可決されたことにより2018年度中の解体工事実施が決定されました。
これに対して保存を求める団体の反対運動が起こることも予測されていますので、私たちも今後の動きに注目していきたいと思います。