大槌町にあるシーサイドタウンマスト様です。東日本大震災では2階まで津波に襲われ甚大な被害を受け、店内は瓦礫で埋め尽くされました。広い駐車場も津波により流された自動車や瓦礫の山となってしまい、この様子はニュースや新聞などでも大きく報道されました。
運営会社は再開を断念することも考えたそうですが、シーサイドタウンマスト様は大槌町民の生活と密接に結びついた「地域の核」となる店舗ですので一日でも早い復旧を望む嘆願書が多く寄せられました。そういった声もあり、運営会社では再開を目指すことを決め、経済産業省の交付金を受ける等しながら、震災のあった年の12月22日には早くも事業再開を果すことができたのでした。
施設内にはスーパーマーケットとホームセンターを中心に銀行、書店、クリニック、飲食店等が入っていて毎日、地元住民の生活を支えています。