東日本大震災では、津波により決壊した防潮堤の正面に位置していた「たろう観光ホテル」は津波の直撃を受け4階まで浸水。1,2階は鉄骨だけが残され、3階部分は津波より破壊された姿をそのまま留めています。この「たろう観光ホテル」は「津波遺構」として保存され、津波の恐ろしさや破壊力を後世まで伝えることとなっています。

田老地区では、津波被害を受けた田老地区の現状や震災当時の状況を「学ぶ防災ガイドツアー」により学習することができます。このツアーではたろう観光ホテルから撮影された津波襲来時の映像を見ることができます。東日本大震災のことを忘れず、今後も起こるであろうと思われる大地震に備えるためにも、現地を訪れた際に参加されてみてはいかがでしょうか。