三陸ジオパークは青森県八戸市から岩手県の沿岸を縦断して宮城県気仙沼市までの3県16市町村にまたがり、南北約220㎞、東西約80㎞で、その海岸線は約300㎞にもおよぶ日本一広大なジオパークです。気仙沼市の気仙沼湾は、その最南端のリアス式海岸の良港として知られ、湾の最奥にある気仙沼港は、世界三大漁港の一つである三陸沖を操業域とする漁船の主要な水揚げ港で、サンマ、カツオやフカヒレなど日本有数の水揚げ量を誇ります。

さらに日本の遠洋漁業(主にマグロ)の基地として、船は遠くインド洋や大西洋に漁に出ます。

また、狭い湾口と深い湾奥の間の静かな水面を利用しカキやワカメの養殖も盛んです。

 東日本大震災の際は、津波とそれにともなう火災によって気仙沼市では死者1,357名、住宅被害15,815棟、被災世帯数9,500世帯と大きな被害を蒙りました。

写真は震災翌年の平成24年11月に撮影したものです。

 

 

  気仙沼港                    気仙沼駅前

 

 

港から750m市街地に打ち上げられた第18共徳丸(全長60m 330トンの巻き網漁船)平成25年解体されました

 

 

 

森進一「港町ブルース」歌碑(港ふれあい公園)      気仙沼湾にある神明崎