震災翌年の2012年3月17日、震災機構は、大槌町と包括的支援契約を交わし、大槌町役場前に被災された方々へ物心両面から支援することを目的に、コミュニティハウス「どんりゅう庵」を開設して活動を続けています。

コミュニティハウス「どんりゅう庵」は、鎌倉の有名シェフ植山竜太郎氏(現店長)を招聘し、カレーを原価で提供し大好評を得てきたほか、支援活動を行う各種団体・ボランティア活動をする人々の交流拠点としての役割を担ってきました。 

施設では定期的に音楽・健康・学習・文化など様々な会を催し住民の憩いの場としても親しまれています。

今年は開設10周年を迎えました。その記念として5月8日まで当時の価格300円で、どんりゅう庵カレーの提供を始めました。その模様とコミュニティハウス「どんりゅう庵」のお客様などについて、震災機構のお嬢こと佐藤悦子理事長代理(岩手県大槌町在住)の現地報告です。

(※どんりゅう庵の名は、江戸時代に子育て吞龍の名で全国に親しまれた吞龍上人に由来しています。)

10周年記念特別価格セールのチラシ