2013年10月から継続的に開催されている『東大教室@大槌』のレクチャーが8月8日にありました。
『東大教室@大槌』は、東京大学が復興支援の取り組みの一つとしてオープンさせた「大槌文化ハウス」(大槌町中央公民館2階)を舞台に、町民や町職員のために研究成果や知見をわかりやすく伝える教育活動です。
今回は「解剖の教室ー死体から進化の歴史を読み取る」がテーマ。あらゆる動物の死体を解剖、ときにはCTやMRAなども使うことで何億年にもおよぶ進化の謎を解き明かしていくのだそうです。
紹介される生々しい画像がスクリーンに映し出されるたびに「だいじょうぶですか?」と遠藤秀紀教授にはご心配いただきました。
研究に使用される動物は、世界中の動物園から譲り受けることも多いとか。「生涯を閉じたその動物の生きた証を役立てる」ことが大切という先生の言葉に感銘を受けました。
大槌文化ハウス
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/ozuchi/index.html