2017年を迎え、日頃から弊機構の活動にご支援、ご協力をしていただいている皆様方も穏やかなお正月をお過ごしのことと思います。
東日本大震災の発生から3月で満6年となりますが、被災地の復興は中々進みません。当初、3年程度とされていた仮設住宅での生活も6年となろうとしています。昨年の夏の台風では仮設住宅にも浸水被害が発生して、住民の方々の疲労も限界となっています。災害住宅の建設促進等により、1日でも早く仮設住宅で暮らす方々が無くなることが望まれます。
私たちも微力ながら、大槌町におけるどんりゅう庵とモーモーハウスの運営を中心に、今まで以上に被災地の方々一人一人に寄り添いながら、復興支援活動を行ってまいります。どうぞ、ご支援、ご協力の程、お願い申し上げます。
写真は大槌町の城山にある「希望の灯り」です。「希望の灯り」は阪神淡路大震災を忍んで2000年1月17日、神戸市に設置され、東日本大震災の後、陸前高田市、南相馬市に分灯されました。大槌町の「希望の灯り」は2012年11月11日、3市の「希望の灯り」の火が使われ、点灯されたものです。