平成30年9月27日に弊機構は校舎が水没し他校で授業を続けている岡山県矢掛(やかげ)町立中川小学校に、個人負担になっている消耗品など諸費用の助成を実施しました。

倉敷市真備町に隣接する小田郡矢掛町立中川小学校は、矢掛町内の7小学校の内唯一浸水し、生徒は現在も他の小学校(川面小)に通っています。
矢掛町立中川小学校の小田校長先生によりますと、水害直後、校舎は大人の胸の高さ、体育館は背の高さまで水が入り、什器・備品・消耗品はすべて災害ゴミとなり細菌の蔓延も危惧され、すべて廃棄されました。
被災を受けたのは中川小学校だけであり、まだプレハブも建てられない状況であり、児童の学力補償が懸念されます。3学期までに元の形に戻ることができるか、備品等の対処が間に合うかなども心配です。
今、スクールバスで生徒の送迎をしていますが、乗り降りなどのケアーを教職員が行っており、勤務負担は確実に増えています。また、土日など時間外勤務も多くなりましたが、給与補償も出来ない状況です。

写真は水害で現在閉鎖されている矢掛町立中川小学校と周辺の農地です。