弊機構の事務所近くには、横浜DeNAベイスターズの本拠地である横浜スタジアム(通称「ハマスタ」)があります。

現在、球場のある場所は、1923年(大正12年)関東大震災で壊滅的な被害を受けた横浜の被災者の仮収容所が設けられていました。
1929年に関東大震災復興事業の一環として「横浜公園球場」が竣工となり1934年にはベーブ・ルース、ルー・ゲーリック率いる米大リーグオールスター来日し日米野球で全日本は 4 対 21 の大敗でした。

1945年(昭和20年)には進駐軍接収され「ゲーリック球場」、1955年に球場改修に伴い「横浜公園平和野球場」に改称され、1978年に現在の「横浜スタジアム」が誕生しました。

2020年東京オリンピック・パラリンピックには野球とソフトボールの主会場となることもあり、現在スタジアムの改修工事が着々と進められています。

工事内容は主にスタンドの増設で、プロ野球シーズンオフの2017年11月に着工され2019年3月に右翼席スタンドとバックネット裏が完成し、2020年の2月頃に左翼席スタンドが終われば、収容人数は現在の29,000人から35,000人に増加し、プロ野球本拠地球場の収容人数ランキングで最下位の12位から第7位にアップすることになります。因みに第1位は甲子園球場で約47,500人です。

プロ野球は、いよいよ3月29日(金)に中日戦から始まります。
ベイスターズファンの声援に応えて、今年は昨年の4位を抜け出してAクラス入りできるかが注目です。

関東大震災復興のシンボルだった球場のすぐ近くに、私ども震災機構が事務所を構えているのも何かの縁かもしれません。

最初の写真は、事務所の窓から臨む横浜スタジアムの全景です。次は増設工事中の右翼席スタンドです。