弊機構は、平成30年7月の西日本豪雨で約1700世帯の大半が床上浸水という甚大な被害を蒙った倉敷市真備町川辺地区の被災者の方々に「川辺復興プロジェクト あるく」様(槙原聡美代表)の協力を得て同年10月より毎週、岡山木村屋さんのパンの無償支給を実施しています。

 「あるく」様は川辺地区まちづくり推進協議会内に平成30年10月に立ち上がった組織で、川辺地区住民が中心となって復興をめざしています。

 あるく様から、復興支援活動情報誌「あるく通信」9月号Vol.10が届きました。

その中に、「恩送り支援金」活動について記事があります。

あるく様は、弊機構が支援しているパンを配布する際に参加費100円を受け取り、「恩送り支援金」として東日本大震災で津波に流され、今も行方不明になっている方々の捜索を続けている宮城県本吉郡南三陸町の「一般社団法人 震災復興支援協会つながり」様(勝又三成代表)に継続して寄付されています。8月に「つながり」の勝又代表が岡山に来られ立派な「感謝状」を進呈し感謝の意を表して下さったそうです。

 

・・・恩送り支援金は、私たちが発災後より、たくさんの人や団体からご支援をいただいています。そのあたたかい心を次の方につなげて「お互いさま」の気持ちを形にしたものです。 「私たちは沢山の物を失ったけど、心だけは豊かでありたい」と話して下さる方もいらっしゃいます。・・

 

いまだ大水害の傷が癒えず、元の家に住みたくても住めない方が大勢いらっしゃる中で、恩送りをされています。

私どもの支援が少しでも復興のお役にたてればと願っています。