私たちは東日本大震災の支援のために設立され、全国ではじめて国から公益認定を受けた公益社団法人です。

東日本大震災は、半年を過ぎた中で、被災地の人々への支援の在り方は、大きな転期を迎えました。将来を見据えた支援が、日に日に重要性を増しています。私たちは、その中で3つのKの支援を掲げました。

雇用は、被災され職を失った人たちにとって生活の安定をはかる為に、不可欠なテーマです。私たちは、様々な受皿事業体を捜して多くの人の就業支援を行います。

教育は、日常当然に与えられる権利でありますが、今回学校が被災し、また自宅での学習スペースを失った児童にとって思いがけず大きなリスクにさらされています。自習室や図書館の設置又教材の支給など、具体的な支援を火急的に行っていきます。

健康の維持は、被災されたすべての方々が、日々抱える最も大きな不安です。特に精神面でのケアーは、これから最も重要です。医療チームの派遣の他、生活の中で被災地の方々にとって心の安らぎとなる場を設け、思いやりあふれるコミュニケーションを紡いでいきます。

私たちは、雇用・教育・健康の3つの支援を通じて、被災地の復興に寄り添って参る覚悟です。被災地に直接おもむき、被災された方の現在のニーズをくみ上げ、「今、必要な支援」を迅速に行います。