8月21日(日本時間22日)にリオデジャネイロ五輪の閉会式が行われました。今回のオリンピックで日本は過去最多となるメダル41個を獲得、惜しくもメダルには届かなかった選手の活躍も含めて日本中に勇気と感動を与えてくれました。
閉会式では次回開催都市である東京へ五輪旗を引き継ぐフラッグオーバーハンドセレモニーが行われ、会場には「オブリガード」や「サンキュー」といった世界中の言語で「ありがとう」という言葉が映し出されました。
その中で、人文字で表された「THANK YOU]の文字は大槌町の子供たちが作ったものだったことをご存知でしょうか。これは東日本大震災の際に世界中から送られた暖かい支援に対する感謝の気持ちを伝えるために行われたもので、7月11日、大槌町小鎚にある大槌学園の校庭において、赤い風船を手にした学童たちが作った「THANK YOU」の人文字をドローンで撮影したそうです。
なお、この他の様々な言葉の撮影には東京都と被災3県の小中高校や特別支援学校27校の約1万人が参加したということです。