私たちが支援を続けている岡山県真備町で服部地区のまちづくり推進協議会の中尾会長から物資の支援要請がありました。服部地区は240世帯の内170世帯の家が浸水し、今なお多くの方々がみなし仮設住宅に避難されています。

同地区では協議会主催の運動会や親睦会などのイベントも盛んで、町民の交流が続いていたのですが、今回の水害で公民館を始めテントや倉庫など町民共有の財産も皆水没し、流されました。

公民館はようやく復旧し、4月から少しずつ行事も再開されるとのことです。弊機構でも、現在テントなどの支援を検討しております。

本ホームページをご覧の皆様で支援についてご協力いただける方は、弊機構までご一報いただければ幸いです。もし、ご支援いただける場合には、支援物資の服部地区の方々への橋渡しは弊機構で執り行ないます。

服部地区まちづくり推進協議会中尾研一会長からのお手紙と求められている支援物資の内訳を以下記載します。

  

平成31年3月25日

一般社団法人東日本大震災雇用・教育・健康支援機構

 

 

【服部地区まちづくり推進協議会中尾研一会長からのお手紙】

 To:東日本大震災雇用教育健康支援機構

 理事長 田中 潤 様

From:真備町服部地区まちづくり推進協議会

    会長 中尾 研一

 

先日はお電話をいただきありがとうございました。

服部地区は小田川の南側に位置し、昨年7月の豪雨では小田川の支流「真谷川」の堤防が7日1時頃決壊、約240世帯中約170世帯が浸水被害を受け、4人が死亡、農地(主に水田)も90%以上が水没し、米は収穫できませんでした。

現在約70世帯が町外の見なし仮設住宅等で生活しています。

 

地区の活動拠点である真備町公民館服部分館も全壊し、隣接のコミュニテイ広場も水没、館内の設備、備品、広場の倉庫、備品は全て流出したり、ガレキとして破棄せざるをえませんでした。

 

従って災害前まで行っていた各種行事等は全く出来ず、災害後はボランティア団体の炊き出し支援を受けながら、個人の板金工場跡をお借りして「服部地区集いの会」を定期的に開催し、昼食をいただきながらお互いに情報交換したり、励ましあったりして、生活再建に向け努力しているところです。

 

3月末には分館、広場の復旧工事が完了し、4月からは使用可能となりますが、財政面、設備、備品の問題から活動内容は大きく制約を受けます。

市の補助も期待できず、現在ボランティア団体のピースボートさんに設備、備品関係の支援者さがしをお願いしていますが、まだ当てがありません。

 

この度、田中様からお声を掛けていただき、大変有難く存じます。

お言葉に甘えまして、私共が必要とする設備、備品のうち、高額で購入が難しいものをピックアップし一覧表にまとめましたので、支援していただけるものがないかご検討賜れば幸甚に存じます。

よろしくお願い申し上げます。

  

 【服部地区まちづくり推進協議会備品・用具  調達必要品一覧】

     品   名   数 量     備    考              
イナバ物置 3 約2ⅿ×2ⅿ
テント 3 屋外行事用(約4ⅿ×3ⅿ、6本足)
放送設備 1式 アンプ、スピーカー、マイク2本、マイクスタンド
印刷機 1 輪転機
プロジェクター 1 会議用
プロジェクタースクリーン 1 スタンド式 幅約150~180㎝
電気延長コードリール 5 巻き取り式ドラム 15~20ⅿ
投光器 5 ふれあいの夕べ照明
ライン引き 1 運動会用石灰ライン引き
円錐コーン 7 運動会用 (高さ約60㎝)
バーベキューセット 2 木炭焼き 高さ約60~70㎝
万国旗セット 4 運動会用 50~60ⅿ×4本
紅白幕 1 約10ⅿ
グランド整備トンボ 1  
巻き取り式メジャー 1 運動会用 50ⅿ

 

 

<お問い合わせ先>

一般社団法人

東日本大震災雇用・教育・健康支援機構 (略称)「震災機構」

〒231-0015 横浜市中区尾上町1-4-1 関内STビル10階

TEL 045(228)8624

FAX 045(228)8475