弊機構は2012年より岩手県、宮城県、福島県の被災地の公立小・中学校の修学・学習旅行資金の助成を行って参りました。

2019年度も、岩手県、宮城県、福島県の10教育委員会を通じて公立小学校の児童と、公立中学校の生徒に資金助成を行っています。

 

このたび宮城県南三陸町教育委員会(齊藤 明教育長)様から、御礼状が届きましたのでご紹介します。

 

「先日、貴殿から申し出のありました寄附金につきましては、ありがたくこれを頂戴させていただくとともに、衷心より感謝を申し上げます。

御承知のとおり、過般発生した東日本大震災により、当町においては、8百人余りの町民が死亡・行方不明、住民の約7割が全半壊、道路や漁港といったインフラ施設もそのほとんどが被災、さらには、役場庁舎も流失してしまうという未曽有の大災害に襲われ、被災当初は、まさに茫然自失といった状況でありました。

 しかしながら、災害発生から8年を経過した現在においては、多くの個人・団体の皆様方の御支援により、本町は、少しずつではありますが、着実に復旧・復興の道を辿っております。

 今回頂戴をいたしました寄附金につきましては、ご意向に従いまして、震災復旧・復興関連事業として児童生徒の心の復興の一助として使わせていただきたいと存じます。(以下略)」